日本の地政学的成り立ちと日本人の考え方

日本の国はアジア大陸の端東南アジアから流れている黒潮の先端にあります。

この知性的な特徴から日本の国はアジア大陸で戦いに負けたり生活が出来なくなって逃げてきた人たちの最後の場所になっていました。同じように東南アジアからも同様な人たちが最後にたどり着く場所です。

その日本の国はどういう環境の国でしょう。

地震・火山の噴火・津波・河川の氾濫・台風そして大勢が暮らせるような場所はなく山間のごく限られた場所か海岸沿いの狭い場所です。

しかし、日本の国に逃げてきた人たちはどんなにつらくて危険でもほかに行くところはありません。

日本人は何万年もそういう場所で暮らしてきました。

当然何万年もの間には大勢の人がアジア大陸や東南アジアから逃げてきます。

そういう人たちと毎回絶滅するような戦いを繰り返していては本当に絶滅してしまいます。

ではどうしていたかというとある程度までの戦いをしたところでお互いに妥協をして暮らすことになります。そうでなければ地震・津波・噴火・台風・洪水など災害で滅んでしまうからです。

だから日本の国は八百万の神がいてどの神様も大切にしていました。

キリスト教徒・イスラム教徒・ユダヤ教徒でなければ敵だといっていたらその間に災害で全滅してしまいます。

日本には公と私という言葉があります。

皆が大変な時には自分のことは別にして助け合わなければ生きていけなかったからです。

普段の生活でも自分のことばかり優先していたらいざというときに誰も助けてくれません。

もちろん個人差はあります。

どんな最低だと思っても目の前で困っていれば日本人は助けます。

それは日本人全体ではほんの一部の人が自分のことしか考えていなくて大部分の人は全体のことを優先する文化が残っているからです。

第二次大戦のあと日本は個人の権利をや自由を強調して教える教育が強くなってきました。

個人の権利や自由はそれなりに大切なことです。

まして今のように豊かになれば人のことなど考えなくても生きていけます。

ただ、義務や責任も大切なことです。

義務や責任の話は面倒だし他人受けは良くありません。

自由や権利を言っている方が周りにはよく見えます。

その結果今の日本はまじめにコツコツと